DragonAge

作家・黒川裕子のブログ

【3刷重版御礼】 『#マイネーム』再重版いたしました!

きゃっほい!!!

 

『#マイネーム』(さ・え・ら書房)3刷のお報せを頂きました!

謹んで、出版界に古より伝わる重版喜びの舞を踊らせて頂きました。知らんけど。

本作を応援して下さる読者の皆様、子どもたちに本を届けて下さる書店様、図書館様、本作執筆に力をお貸し下さった全ての関係者様にお礼申し上げます。

 

また、今回の重版にあたりまして、惜しまれつつお亡くなりになった取材関係者様(金朋央様)への追悼文と読者へのメッセージを本書の奥付に寄せました。

 

そちらを読んでいただければおわかり下さるかと思いますが、本当に素敵な方でした。在日コリアンのため、またほかの在日外国人が日本で少しでも暮らしやすくなるよう、最期まで尽力された方でした。

短いお付き合いになってしまいましたが、お通夜では涙が止まりませんでした。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

また、まだオープンになってませんが『#マイネーム』では他の素晴らしいプロジェクトも進行中です。皆さまにお報せできる日を心待ちにしています。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

 

「本屋さんイチオシの100冊」に『#マイネーム』(さ・え・ら書房)が選ばれました!

6/1から全国約200の書店で開催されるブックフェア「本屋さんイチオシの100冊」に『#マイネーム』(さ・え・ら書房)を入れて頂きました!

読売KODOMO新聞の選書によるブックフェアなんですよね。

 

去年のアブダラくんに続き、二度目。大変光栄です。

前回も思いましたが、名作揃いの100冊に紛れ込んだ緊張感がすごい……。

ロングセラーから最新の児童文学まで、選び抜かれたラインナップかと思います(それだけにとても嬉しいのです)

店頭でお見かけになった際には、何卒よろしくお願いいたします!

 

下記は、「本屋さんイチオシの100冊」のリストと、ブックフェア参加店です。当然、スペースには限りがありますので拙著が置いてある店ばかりとは限りませんが、お近くに参加店のある方はぜひお運びください。

私の本がなくても、素晴らしい児童書ワールドに出会っていただけると思います!

 

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします~。

 

【新刊情報】『てのひら怪談 こっちへおいで』アンソロジー(キミノベル/ポプラ社)

新刊アンソロジーの情報です。

よもや、よもやのホラー初参戦&児童文庫初参戦!! きゃっほう!!

 

私は幼少時からホラーやオカルト(小説、映画)が大好き。この歳になってもその趣味は変わらず、ふだんから実話系の怪談本やホラー小説など読み漁っています。

それを時々Twitterでつぶやいていたのが功を奏したのか(?)今回、ありがたくも執筆陣のひとりとしてお声をかけていただきました。

 

ご覧になったらわかりますよね……

(私以外の)執筆陣の豪華さよ!!!!!

 

これ本気で震えるレベルのガチ執筆メンバーですからね。

角川ホラー文庫などで活躍されてる方など、私が普段から読んでいる超有名作家さんたちが児童文庫にカチコミかけてます。

ひええ~怖そう!!←もはや読者視点でしかない

ご依頼時点でほかの執筆者の情報はぜんぜん知らなかったんですが、ほんっっっとうに知らなくてよかったです。

(びびって書けなかったかもしれません💦)

これまでホラーは好きすぎて、執筆する側としては書けないかもな……と漠然と思っていましたが、掌編×5本ということもあって、とても書きやすく、魂からうっかり漏れ出した私好みのホラー観を表現することができたかと思っています。

800字縛りというのも新鮮で楽しかったです。

 

とくに「りんご飴」という恋愛風味の作品が我ながら大好き。

これぞ至高の恋愛小説!とうっとりしちゃうのですが、多分みんなの反応はちがうんだろな……。

 

書影など出ましたらまたお知らせします。

最新情報につきましては、キミノベル公式サイト/Twitterのほうをご覧ください。

「こどもの本」5月号の「私の新刊」コーナーにエッセイを寄稿しました

日本児童図書出版協会「こどもの本」5月号の「私の新刊」コーナーに、『#マイネーム』(さ・え・ら書房)についてのエッセイを寄稿いたしました。

さ・え・ら書房の担当さんいわく、人気コーナーらしいです。

業界紙のようなものなので、私は実は読んだことありませんでした…💦)

 

 

全文をこちらでもお読みいただけます。

www.kodomo.gr.jp

本作について、自分の中学校時代の経験をつらつらと思い出しながら、筆をとりました。ぜひご一読ください。本作表紙の女の子(明音)の眼差しの理由がわかるかもしれませんよ。

 

「飛ぶ教室」69号「本屋さん探訪」コーナーに対談掲載されました

飛ぶ教室」69号(光村図書出版)の「本屋さん探訪」というコーナーで、私の大好きな本屋さん、ポルベニールブックストアをたずねて、ご店主と対談させてもらいました!

 

 

このコーナー、連載ものなのですが、前回までは子どもの本専門のお店の探訪がメインだったようで、人文系・自然科学系メインの本屋さんで珍しがられたようです。

私にとって、本屋さんとは? ポルベニールさんにとって、本とは?

お互いに、最近のお薦め本三冊を持ち寄って、4ページ熱く楽しくお話させていただきました。ポルベさんの選書大好きなんですが、大船にある本屋さんなので、なかなか行く機会がなく、通販がメインなんです。

今回、仕事で堂々と立ち寄る機会(笑)ができて本当によかったです。

私がお薦めした三冊については、ぜひ本誌をご覧くださいね。

飛ぶ教室」でエロというワードを使ったのはもしや私がはじめてでは疑惑が……。

(別に官能小説を紹介したわけではありませんよ)

 

しかし今号の読み応えもすごい!

児童文学の可能性に挑み続ける「飛ぶ教室」です。さすが。

憧れの戸森しるこさんが、いまちょうど連載されています。憧れの作家さんと、同じ紙面に載れたのも秘かに嬉しいできごとでした。

 

みなさん、よろしければ素顔の黒川をぜひご覧くださいね。

(写真という意味ではありませんが、写真も何倍増し?で綺麗に撮っていただけました😊 モデル立ちしてくださいというリクエストには固まりましたが…慣れないポーズに足がぷるぷるしました)

JBBY子どもの本の日フェスティバルのリレートークに登壇しました!

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JBBY日本国際児童図書評議会)が毎年主催している「子どもの本の日フェスティバル」の企画に登壇してきました。
ご依頼があったときは、なんで私に…?と正直思いましたが笑
(なんか、そこにまじっておまい何やってんの……という場違い感がすごいのです。ほかのパネリストは皆さま著名な児童文学作家さんで、進行は吉野万里子さん!)

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こどもの本が、企画・取材・執筆・編集・校正と進んでいく過程や、いっしょに働く編集者さんやブックデザイナーさん、イラストレーターさん、印刷所さんなど本の仲間たちについて語りました。

みなさんは最新刊を取り上げられましたが、私は取材がエグくて苦労した(……)『天を掃け』についてお話しました。ネタが豊富なので!
幸いにして、盛会のうちに無事終了し、胸をなで下ろした次第です。
本当に緊張しました~
なんかやばいこと口走ってなかったかな…(自信が無い)
 
なおJBBYは、IBBY国際児童図書評議会)の支部です。角野栄子さんや上橋菜穂子さんが受賞された「国際アンデルセン賞」のノミネートをはじめ、日本の子どもの本の情報を海外へ発信する機関でもあります。
 
(おそれ多くも、同会発行の2021年度「世界に紹介したい日本のこどもの本」の一冊に『となりのアブダラくん』を選出していただいています)
 

『#マイネーム』(さ・え・ら書房)重版しました!!!

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【✨重版御礼✨】
9月刊『#マイネーム』(さ・え・ら書房)重版決定のお知らせをいただきました!!

刊行から三ヶ月足らずでの重版ですので、私にしてはかなり速いペースです。

刊行にご尽力くださった諸関係者の皆さま、読んで応援してくださった読者の皆さまに心から感謝いたします!

装画を描いてくださった須藤はる菜さまにも感謝を申し上げたいです。

こちらの表紙、やはりインパクトが素晴らしくて、たくさんの方に声をかけていただいています。表紙はやはり本の顔ですから、ご縁に感謝、なのです。

(この画家さんを選んだデザイナーさん、担当さんの勘所も素晴らしい~)

 

未読の方はこの機会にぜひお手にとっていただけますと幸いです。

今後とも、ぜひ応援よろしくお願いいたします。