DragonAge

作家・黒川裕子のブログ

短編『幻獣』を鬼ヶ島通信に寄稿しました

いつもお世話になっている、会員制児童文学雑誌『鬼ヶ島通信』70+4号に、短いお話を載せていただきました。

久しぶりに書いたファンタジーです。やっぱり幻想描写は、何度書いても楽しい!!

それに、長いこと書いていなくても、すっと世界を創っていける・入っていける感覚があって懐かしくも新鮮でした。

やっぱり、根っこの部分はファンタジー作家ということなのかもしれません。

鬼ヶ島通信の編集委員のお一人には、「戦争を肯定的に描いていると取られませんか?」と心配された本作ですが、そのへんはお読みいただければご理解いただけるかと思います。残酷で美しい、しかし希望の欠片を残した幻想小説に仕上がったかと思います。

 

なお鬼ヶ島通信に寄稿させてもらうのは、今回で三度目になります。

毎回、商業では中々書けないものを、実験もこめて書かせてもらっています。

作家にとっては、自由に書ける上、フィードバックや読者の反応までもらえるという、とてもありがたい雑誌です。

今後も、ご縁があればどんどん書かせていただきたいな~と思っています。

(商業誌ではちょっと揃えるのがむずかしいような、すごいメンツの作家さんが毎号こぞって参加されています。毎回ひえっとなります)

 

鬼ヶ島通信は、下記のHPからお求めいただけますので、黒川の久々のファンタジーを読んでみたい~という方はこちらからどうぞ!

http://onigashima-press.com/